2024年4月

Shortlinks

シュタルク=ヴァッツィンガー連邦教育研究大臣:未来のバッテリーセル生産を大規模に展開へ(4月30日)

シュタルク=ヴァツィンガー連邦教育研究大臣は、ノルトライン=ヴェストファーレン州首相のヘンドリック・ヴュスト氏およびフラウンホーファー研究機構理事長のホルガー・ハンセルカ氏とともに、ミュンスターに建設中のバッテリーセル研究施設「Forschungsfertigung Batteriezelle (FFB) PreFAB」の第一期工事を本日開始したこと発表し、「FFBは、科学界が革新的なバッテリー技術を模索し、新たなバッテリーセルのコンセプトを開発し、効率的に市場に投入できる世界的にユニークなイノベーションツールとなるだろう。」と述べた。

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HRK会長、2023年から2035年までのKMKの大学入学者数の予測について(4月29日)

ドイツ大学長会議(Hochschulrektorenkonferenz :HRK)会長のヴァルター・ローゼンタール教授は、本日発表された各州文部大臣会議(Kultusministerkonferenz :KMK)の、2023年から2035年までの大学入学者数の予測について、「学生の入学者数はまもなく再び大幅に増加する。全体的な傾向は、ドイツの教育制度において大学が引き続き中心的な役割を担っていることを強調している。そして、この発展に伴い、大学に十分な資金を供給することが引き続き不可欠である。」と述べた。

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「学問の自由は私たちすべてに関わる」-ベルリンで国際会議(4月25日)

4月18日と19日にベルリンで開催されたフィリップ・シュワルツ&インスパイア・ヨーロッパ・ステークホルダー・フォーラムに300人が集まった。研究者、行政関係者、政治家などが、研究者の課題と職業の展望について議論した。参加者の一人であるイラン出身の劇場学者のアザデ・ガンジェ氏は、「学問の自由は私たちすべてに関わる問題であり、国家や政権だけの問題ではない。私達全員の支持が必要である。」と述べ、学問の自由について広範な公の議論が必要であることを訴えた。

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ウクライナ・ネットワーク会議: ウクライナの研究者の次なる目標は?(4月25日)

4月17日と18日、160人以上のウクライナの研究者がベルリン及びオンライン上で集まり、ドイツでの生活や研究経験、そして科学外交の取り組みについて情報を共有し合った。フンボルト財団(Alexander von Humboldt-Stiftung: AvH)、ドイツ学術交流会(Deutscher Akademischer Austauschdienst: DAAD)、ドイツ連邦環境財団、ゲルダ・ヘンケル財団、レオポルディナ、フォルクスワーゲン財団が主催した本会議では、研究者同士だけでなく、ドイツの資金提供団体や政治の代表者たちも一堂に会し、資金提供の経験、持続可能なネットワーキングの構築、EUにおけるキャリアの機会などを共有した。

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シュタルク=ヴァッツィンガー大臣、パウス大臣:現代の子供たちは何にでもなれる(4月25日)

今年の「Girls’Day」と「Boys’Day」では、女性や男性の割合が低い職業に触れる機会が設けられた。ドイツ全土から23,000件以上の応募があり、合計175,000人以上の生徒が参加したことで、「Girls’Day」と「Boys’Day」は今年、過去最高の参加者を記録した。このキャンペーン・デーは、子どもや若者が早期に職業の方向性を見出すことを支援し、専門知識豊富な労働者の不足に対処するものであり、「Girls’Day」では、特に、個人としても未来を形作る上でも大きなチャンスを秘めたSTEM(科学・技術・工学・数学)分野への関心を高めることも促進された。シュタルク=ヴァッツィンガー連邦教育研究大臣は、「実践的な洞察を得る素晴らしい機会である」と述べ、パウス連邦青少年大臣は、「職場や社会に固定観念のない職業指導を目指している。」と、現代の子供たちは何にでもなれる可能性を述べた。

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連邦内閣(Bundeskabinett)、クリストフ・M・シュミット教授を研究・イノベーション専門家委員会の委員に任命(4月24日)

連邦政府は、RWI-ライプニッツ経済研究所所長でルール大学ボーフム教授のクリストフ・M・シュミット博士を、研究イノベーション専門家委員会(Expertenkommission Forschung und Innovation:EFI)の委員に任命した。2024年5月1日付で、ティル・レクアテ教授の後任となる。

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ドイツの大学におけるダイバーシティ推進への強力なインパクト:HRKとBMBF共催による会議で多様性に関するプロジェクトを議論(4月23日)

ドイツ大学長会議(Hochschulrektorenkonferenz :HRK)が連邦教育研究省(Bundesministerium für Bildung und Forschung : BMBF)でドイツの大学におけるダイバーシティ推進に関する会議を共催した。オンライン会議の参加者たちは、多様性を促進する大学文化を確立し形成するために、また機会均等を高め、高等教育制度における構造的差別をさらに軽減するために、どのような措置を講じることができるかを議論した。

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シュタルク=ヴァッツィンガー連邦教育研究大臣:ラウジッツ地域における構造開発を積極的に支援。(4月22日)

ドイツ学術審議会(Wissenschaftsrat)は、春の会議でコットブスのルサティア医科大学カール・ティーム校設立を肯定的に評価した。これに伴い、連邦教育研究省(Bundesministerium für Bildung und Forschung : BMBF)のシュタルク=ヴァッツィンガー大臣は、「ラウジッツ医科大学-カール・ティームの医療分野における研究センター設立のために12億ユーロの資金を提供する。」と述べた。

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2024 コミュニケーター賞はチュービンゲンの「サイバーと都市」の研究チームが受賞(4月15日)

ドイツ研究振興財団(Deutsche Forschungsgemeinschaft:DFG)とシュティフターバーバンド(Stifterverband)が贈る今年のコミュニケーター賞は、チュービンゲンを拠点とするコンピューター科学者1名と文化学者2名からなる学際的研究チームが受賞した。受賞チームは、「サイバーと都市:人工知能がチュービンゲンを動かす」という展示会を開発し実施したことによる、卓越した多様な科学的コミュニケーションが評価され、5万ユーロ相当の賞を受賞した。

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シュタルク=ヴァッツィンガー連邦教育研究大臣:ドイツにおける独立した中国専門知識の習得強化へ向けて。(4月12日)

連邦教育研究省(Bundesministerium für Bildung und Forschung : BMBF)のシュタルク=ヴァッツィンガー大臣は、「ドイツにおける独立した中国専門知識の習得を強化することが重要である。」として、外国語としての中国語の教授と習得に関する研究に対する資金提供のガイドラインを発表した。

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2024 ヘンデル動物福祉賞はペーター・ロスキル氏とシルケ・リーガー氏に決定(4月11日)

ドイツ研究振興財団(Deutsche Forschungsgemeinschaft:DFG)は、チュービンゲン大学のペーター・ロスキル教授とシルケ・リーガー博士に、今年のウルスラ・M・ヘンデル動物福祉賞を授与した。審査委員会によると、生体機能チップの開発、応用、普及は、動物モデルを適切な代替手段で置き換えることに大きく貢献している。

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AIMSとドイツの研究チェア(4月3日)

3月16日から22日まで、南アフリカのアフリカ数理科学研究所(African Institute for Mathematical Sciences:AIMS)は創立20周年を祝った。AIMSは、数学およびその関連分野の大学院教育、研究、コンサルティングのための卓越センターのパンアフリカネットワークである。AIMSの取り組みは、国際的な研究協力の重要性を強調し、アフリカの研究活動の拡大に貢献している

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