2026年1月

ハイテクアジェンダの一環として、AI 能力とデジタル化された高等教育のための施策を強化(1月12日)

連邦研究・技術・宇宙省(Bundesministeriums für Forschung, Technologie und Raumfahrt:BMFTR)は、ハイテク・アジェンダ・ドイツ(Hightech Agenda Deutschland:HTAD)の枠組みで、科学と研究におけるAI能力の活用とその可能性の向上を目指している。その一環として、高等教育フォーラムのデジタル化や、ドイツの大学・高等教育機関を対象にしたAIの戦略的導入支援プロジェクトである「KI-LOTSEN」事業の拡充などを支援する。これらのプロジェクトは、HTADにおけるAIを中核技術とするフラッグシップ施策の一部である。Dorothee Bär研究・技術・宇宙大臣は、研究の卓越性を価値創出につなげ、大学の役割強化が重要だと述べている。

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BMFTR、デジタル大学教育とAI活用を推進するHRKのプロジェクトを支援1月12日)

連邦研究・技術・宇宙省(Bundesministeriums für Forschung, Technologie und Raumfahrt:BMFTR)は、ハイテク・アジェンダ・ドイツ(Hightech Agenda Deutschland:HTAD)の一環として、大学教育のデジタル化と人工知能(AI)活用を推進するため、ドイツ大学学長会議(Hochschulrektorenkonferenz:HRK)の新たに2つのプロジェクトを支援する。1つ目は「KI-LOTSE」で、ドイツの大学がAI活用の可能性を開拓することを支援する拠点である。同プロジェクトでは、相談・交流の場を設けるとともに、AI導入に関する法的・技術的・組織的指針やガイドラインを提供する。2つ目は「Hochschulforums Digitalisierung:HFD」の継続支援で、2014年から続く高等教育のデジタル化に関する助言・支援を引き続き担う。

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AvH、開発関連研究で人類学者とがん研究者に賞を授与(1月15日)

アレクサンダー・フォン・フンボルト財団(Alexander von Humboldt-Stiftung:AvH)は、発展途上国・新興国における開発関連研究への顕著な貢献をたたえ、アルゼンチンの人類学者Guillermo Wilde氏と、パキスタンのがん研究者Nousheen Zaidi氏に、Georg Forster研究賞を授与した。両氏はそれぞれ6万ユーロの賞金を受け取る。この賞はドイツ連邦経済開発協力省(Bundesministerium für wirtschaftliche Zusammenarbeit und Entwicklung:BMZ)の資金で運営され、ドイツの研究者による推薦に基づき、国際的に評価の高い研究者に贈られる。

・Guillermo Wilde氏:アルゼンチン国立科学技術研究会議(Consejo Nacional de Investigaciones Científicas y Técnicas:CONICET)上級研究員及びアルゼンチン・ブエノスアイレスの国立サンマルティン大学の人類学・歴史学教授
・Nousheen Zaidi氏:パキスタン・ラホールのパンジャーブ大学がん研究センター所長兼教授

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学問の自由に関する法律の改正が決定(1月21日)

ドイツ連邦政府は、Dorothee Bär研究・技術・宇宙大臣が提出した学問の自由に関する法律(Wissenschaftsfreiheitsgesetz)の改正案を閣議で決定した。Bär大臣は、政府として、学問にとって現代的な枠組みを整えたいと述べ、今回の改正が連立協定に基づく重要な施策であることを強調した。とりわけ、プロジェクト助成を受ける非営利の研究機関に適用されてきた優遇禁止措置を緩和する点について、官僚的な手続きを減らし、個別の例外申請を不要にすると説明している。さらに同大臣は、この見直しによって産業に近い研究を強化し、国際的に優秀な人材を獲得する競争力を高めると述べた。また、この改正は、ドイツをトップレベルの技術立国へと導くハイテク・アジェンダ・ドイツ(Hightech Agenda Deutschland:HTAD)を支える重要な一歩と位置づけ、研究拠点としての国際的な魅力向上につながると期待を示した。

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BMFTR、女性の健康増進のための研究に対する新たな支援策を発表(1月23日)

連邦研究・技術・宇宙省(Bundesministeriums für Forschung, Technologie und Raumfahrt:BMFTR)は、女性の健康に関する研究を強化するため、新たな支援策を発表した。これは、更年期障害の症状についてより深い理解を促進し、付随する症状の予防、診断、治療の方法を見出すことを目的としている。Dorothee Bär研究・技術・宇宙大臣は、すべての女性は、人生の中で更年期を経験し、ホルモン変化により精神的および肉体的に大きな負担となる時期と述べ、この人生の一時期について、科学的に裏付けのある知見が不足していると強調した。なぜ一部の女性は強い症状に悩まされるのに、他の女性はそうではないのか?その原因を治療し、症状を緩和するにはどうすればよいのか?そして、女性の健康をよりよく保護するにはどうすればよいのか?これらの疑問に対して科学的に信頼性の高い答えを得るため、この分野の研究を強化すると、研究推進への意欲を示した。

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感染後疾患対策の国家的10年計画を発表(1月30日)

Dorothee Bär研究・技術・宇宙大臣は、ポスト感染症(感染後疾患)に取り組む国家的10年計画「Nationale Dekade gegen Postinfektiöse Erkrankungen」を発表した。今後10年間で、原因やメカニズムの解明と、新たな診断・治療法の開発を目指し、連邦研究・技術・宇宙省(Bundesministeriums für Forschung, Technologie und Raumfahrt:BMFTR)は、総額5億ユーロの助成を行う。Dorothee Bär研究・技術・宇宙大臣は、この10年計画により、ポスト感染症の原因とメカニズムを理解し、患者支援を持続的に改善する長期戦略を打ち立てると述べ、研究の必要性は非常に大きいと強調した。

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