2026年4月

「1.000-Köpfe-Plus-Programm」、45か国から286名の研究者を採択(4月16日)

連邦研究・技術・宇宙省(BMFTR)は、国際的な優秀研究者の獲得を目的とする「1.000-Köpfe-Plus-Programm(Global Minds Initiative Germany)」について、開始から1年足らずで45か国から286名の研究者を採択したと発表した。Dorothee Bär大臣は、本プログラムがドイツの研究拠点としての国際的な魅力を示す成果であると強調した。

採択者の研究分野は生命科学35%、自然科学32%、工学22%、人文・社会科学12%で、Hightech Agenda Deutschland(HTAD)の重点分野を中心としている。また、採択者の37%が欧州、30%がアジア、20%が北米出身で、74%は大学、25%は大学外研究機関に所属する。

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英国、2027年からErasmus+に再参加(4月15日)

Deutscher Akademischer Austauschdienst(DAAD)は、英国が2027年からEUの教育・人材交流プログラム「Erasmus+」に全面的に再参加するための連合協定がブリュッセルで署名されたと発表した。英国はEU離脱(Brexit)に伴い2020年にErasmus+から離脱していたが、2027年以降は高等教育に加え、学校教育、職業教育・訓練、青少年教育、生涯学習、スポーツの全分野で再び参加する。
ドイツの大学は2027年の公募から英国との交流事業に申請でき、学生・博士課程学生の留学や大学間の共同プロジェクトは2027/28年度から開始される見込みである。DAADのJoybrato Mukherjee会長は、英国が研究分野ではHorizon Europe、教育分野ではErasmus+を通じて再び欧州と緊密に連携することは、ドイツと欧州にとって重要な前進であると評価した。

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DAAD、20大学を対象に国際的な若手研究人材の獲得を支援(4月22日)

Deutscher Akademischer Austauschdienst(DAAD)は、「Academic Horizons – Attracting Global Minds」において、国際的な若手研究人材の獲得・育成に取り組むドイツの大学20校を採択した。本プログラムは、連邦研究・技術・宇宙省(BMFTR)の「1.000-Köpfe-Plus-Programm」の一環として実施され、2029年まで約1,500万ユーロが投入される。採択大学は、戦略的に重要な研究分野において、海外からの修士課程・博士課程学生の募集、受入れ支援、教育・研究指導体制の整備などを進める。対象分野はHightech Agenda Deutschland(HTAD)の重点分野と連動しており、例えばUniversity of Münsterでは蓄電池研究、Technische Universität Berlinではバイオテクノロジー、Ludwig-Maximilians-Universität München(LMU)では医療分野の人工知能(AI)を重点領域として人材育成を進める。事業は2026年5月から2029年末まで実施される。

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DFG、AI分野で15件のEmmy Noetherグループを新たに採択(4月1日)

Deutsche Forschungsgemeinschaft(DFG)は、人工知能(AI)の方法論に関するEmmy Noetherプログラムとして、新たに15件の研究グループを採択した。このうち4件は、連邦研究・技術・宇宙省(BMFTR)の「1.000-Köpfe-Plus-Programm(Global Minds Initiative Germany)」の一環として支援され、フランス、英国、スウェーデン、オランダで研究活動を行っていた研究者がドイツで独立した研究グループを立ち上げる。
今回の採択は、178件の研究構想から36件が本申請に進み、その中から15件が採択された。研究テーマは、ニューラルネットワークや深層学習、生成AIの基盤技術に加え、医療データ解析、地理空間データの統合、AIチャットボットの政治的バイアス評価など多岐にわたる。採択された研究グループは最長6年間支援され、若手研究者が将来の大学教授を目指して独立した研究を進める機会となる。
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Alexander von Humboldt教授賞、7名の国際研究者をドイツへ招聘(4月22日)

連邦研究・技術・宇宙省(BMFTR)は、2026年5月12日にベルリンでAlexander von Humboldt教授賞の授賞式を開催すると発表した。同賞は、ドイツにおける国際研究者獲得のための最高額の研究賞の一つであり、今回は海外から7名の卓越した研究者が選出された。受賞研究者は、ベルリン、ドレスデン、デュッセルドルフ、フライブルク、ゲッティンゲン、カールスルーエ、テュービンゲンの大学・研究機関へ移籍し、ドイツで研究活動を展開する。Alexander von Humboldt教授賞では、1人あたり最大500万ユーロの研究資金が提供され、研究テーマや組織運営に関して高い自由度が与えられる。授賞式では、Dorothee Bär連邦研究・技術・宇宙大臣およびAlexander von Humboldt財団(AvH)のRobert Schlögl会長が賞を授与する。

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HRKとDSW、政府にBAföG改革の早期実施を要請(4月20日)

ドイツ大学学長会議(HRK)とドイツ学生支援機構(DSW)は、連立協定で合意されたBAföG(連邦修学支援法)改革を2026/27年冬学期から実施するよう連邦政府に共同で要請した。両機関は、Dorothee Bär連邦研究・技術・宇宙大臣とLars Klingbeil財務大臣に対し、財源を巡る対立を早期に解決し、法改正を速やかに進めるよう求めた。HRKは、物価高騰を受けた給付額の引上げと制度の抜本改革の必要性を訴え、DSWは、高騰する家賃や生活費が学生の経済的負担を深刻化させ、中途退学の増加や高等教育機会の格差拡大につながると警告した。

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Jörg Bagdahn氏がHRK応用科学大学部会代表に再選(4月27日)

ドイツ大学学長会議(HRK)は、応用科学大学・専門大学(HAW/FH)部会の代表にJörg Bagdahn氏を再選したと発表した。Bagdahn氏は2016年からHochschule Anhalt(アンハルト応用科学大学)の学長を務め、2009年から同大学で太陽光発電材料(Werkstoffe der Photovoltaik)の教授を務めている。今回が3期目の選出となり、新たな任期は2026年12月1日に始まる。また、同氏は2022年12月からHRK副会長としても活動しており、引き続き応用科学大学を代表してHRK執行部に参画する。

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Walter Rosenthal氏がHRK会長に再選(4月28日)

ドイツ大学学長会議(HRK)は、総会においてWalter Rosenthal氏を会長に再選した。任期は3年間で、2023年から務める現職として2期目に入る。Rosenthal氏は医学者で、前Friedrich Schiller Universität Jena学長。2021年からHRK副会長(研究、研究者キャリア、知識移転担当)を務めた後、2023年に会長へ就任した。再選にあたり同氏は、HRKを「ドイツの大学を代表する声」と位置付け、大学の利益を引き続き積極的に発信していく考えを示した。

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