BMFTR、人文・社会科学の新たな研究推進プログラムを策定(5月8日)
連邦研究・技術・宇宙省(BMFTR)は、人文・社会科学(Geistes- und Sozialwissenschaften:GSW)を対象とする2026~2032年の新たな枠組みプログラム(Rahmenprogramm)を公表した。本プログラムは、Hightech Agenda Deutschland(HTAD)の戦略的研究分野の一つとして位置付けられ、人文・社会科学分野のプロジェクト型研究助成の重点方針を示すものである。
Dorothee Bär連邦研究・技術・宇宙大臣は、人文・社会科学は社会の将来像を示す重要な役割を担うと述べ、技術革新を人間中心に進めるためにも同分野への支援を強化すると表明した。また、民主主義研究や過激主義・急進化研究を重点分野として推進する方針を示した。
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Hightech Agenda Deutschland(HTAD)のロードマップ公表(5月20日)
ドイツ連邦政府は、国家イノベーション戦略 「Hightech Agenda Deutschland(HTAD)」 の重点6分野について、具体的な目標や工程表(Roadmaps)を公表した。
HTADは、経済競争力、付加価値創出、技術主権(technologische Souveränität) の強化を目的とする政府の中核的イノベーション政策であり、開始から1年足らずで76の重点施策(Flaggschiffmaßnahmen)の約半数が既に始動している。
今回公表されたロードマップは、研究成果を産業化・社会実装へ迅速につなげるための実行計画であり、政府だけでなく産業界、学術界、州政府が共同で推進する「参加型(Mitmach-Agenda)」として位置付けられている。
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DAAD年次報告書2025:国際情勢の不安定化の中で高まる学術交流の重要性(5月19日)
ドイツ学術交流会(DAAD)は2025年年次報告書を公表した。報告書では、米国の研究環境の変化やロシアによるウクライナ侵攻の長期化など、国際的な研究協力を取り巻く環境が厳しさを増す一方、ドイツは引き続き世界有数の研究・留学先として高い魅力を維持していることを示した。2025年には約13万3千人の学生・研究者等の国際交流を支援し、国内には約40万人の留学生・博士課程学生と約8万2千人の外国人研究者が在籍する。さらに、Erasmus+予算は初めて年間2億5千万ユーロを超えた。DAADは新たな「Strategy 2030」において、「支援(Fördern)」「ネットワーク形成(Vernetzen)」「助言(Beraten)」を柱に、科学外交やドイツの研究・イノベーション基盤の強化を推進する方針を示した。
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